予防歯科
予防歯科
おおしま歯科
大島歯科
予防は難しくありません
年を取って歯がなくなるのは、自然な老化ではなく病気が原因です。お口の病気は、虫歯と歯周病です。この二つの病気によって95%の歯が失われています。
ご自分の 「かかりやすさ」 を知って、それを改善することにより、そのほとんどが簡単に予防できるのです。
歯が痛くなってから、歯肉が腫れてから治療を受けるのでは、最終的に歯を失う確立が高くなることがわかっています。
当医院では、予防を重視した歯科医療をおこなっています。新しいむし歯ができないように、歯周病を進行させないように患者さんといっしょに努力をします。
何よりも、健康を守るために受診されることをおすすめします。
むし歯、歯周病を予防するには、ホームケア(家庭での歯磨き)、プロフェッショナルケア(歯科医院での歯磨き)、メインテナンス(定期的な健診とクリーニング)の全てが重要です。
定期健診(メインテナンス)
メインテナンス=歯を失わないための特効薬
定期的な予防処置を受けることにより歯を守ることができます。日本の平均では、中高年では、10年間で5本の歯を失っています。しかし、私たちの診療室で定期的な予防処置を受けている方々は、10年間で平均0.5本の歯を失うだけであり、高い効果を上げています。
メインテナンスの目的
私たちは患者さんの生涯にわたって、むし歯や歯周病を予防することを考えています。
★ 幼児〜小学生 :むし歯をつくらない
★ 中学生〜20歳代 :むし歯、歯肉炎の予防
★ 30歳代〜50歳代 :むし歯、歯周炎の予防
★ 60歳代〜 :むし歯(特に歯の根の部分)、歯周炎の予防
(その他、かみ合わせ、歯並び、歯の磨耗など様々なことに注意しています)
なぜ、歯科では定期管理が大切なのか?
歯科で定期管理を勧めるのは、歯の病気が慢性のバイオフィルム感染症だからなのです。
バイオフィルムとは、多様な細菌が高密度に集まって、お互いに影響しあい、支え合って生活している細菌の巨大な集団です。バイオフィルムのなかでは、抗菌剤やからだの免疫の働きが及びません。バイオフィルムを破壊し、除去するには、器械的に掻き取り、こすり取る必要がありす。
だ検査液(かかりやすさテスト)
むし歯のかかりやすさ、抵抗力などを調べ、各個人のリスクを知ることにより予防に役立てます。
だ液の量の測定 :だ液には食べ物を洗い流し、むし歯菌を弱らせるなどの働きがあります.。
だ液の量が多いほど、その効果は高まります。
だ液の中和力の検査 :だ液はむし歯菌のつくる酸を中和する力を持っています。その力が
強ければむし歯菌がたくさんいてもむし歯になりにくくなります。
菌の数の検査 :むし歯菌の数が多いほどそれだけむし歯やになりやすくその進行も早くなります。
(むし歯・歯周病)
3DSによるむし歯予防(Dental Drug Delivery System)
むし歯菌を除菌しフッ化物などの薬をだ液に薄められることなく、安全で確実に歯面や歯間に薬を塗布する方法です。
この方法はかなりの予防効果が期待でき、一般的にこの効果は4〜6ヶ月持続されると言われています。
だ液検査
上下のお口全体の型を採り、専用のトレー(薬を入れる装置)をつくります
PMTC(専用の機器による歯のお掃除)
歯科医院でのトレーによる薬剤塗布
ご家庭でのトレーによる薬剤塗布(約1週間 1日1〜2回 5分間)
6カ月おきのメインテナンス(PMTC・.だ液検査など)
3DSによる予防のながれ